金メダリストの育て方 ・体操 内村航平の母 周子さんの子育て論とは！？

スポンサーリンク

---

2012年　ロンドンオリンピックで体操(個人)金メダルを獲った内村航平(24)。
2013年の今年は世界選手権の総合で優勝、４連覇を成し遂げましたね。

通算すると、世界一５連覇です！
そんな選手を生み出した母・周子さんに、今回はスポットライトを当ててみたいと思います。

いつも応援席から、日の丸の旗を激しく振り、競技の時には「見ていられない」と目を閉じ、
おさげ髪で一生懸命に応援している姿が印象深いですね。

母・周子さんは９歳の頃からバレエ、中学２年生で体操を始め、自身も体操選手だったようです。

結婚し出産すると、内村航平の産まれつきのアトピー性皮膚炎で悩んだみたいです。

眉からおでこにかけて毛が全部抜けてしまうほど。

かゆみも伴い、頻繁に薬を塗りこみ、食事も玄米 ・洗剤も刺激のない物にしたようで、
大変苦労したかと思います。

これだけ手をかけて大切に育てたからこそ、「子離れができない！」と言ったのでしょう。

長崎県諫早市の今の自宅は、借金をしてまで建てた自宅兼 体操トレーニング教室。
夫で内村航平の父 ・和久さんは日本体育大学の競技部出身。
共働きで教室を開いているので、毎日多忙だそうです。

そんな中でも、子育てには「こだわり」があるとのこと。

①　ジグソーパズル　　　　生後６か月から始めた。

②　絵本瞬間記憶法　　　 絵本をパッと開いて、何が描かれていたか聞き、集中力を高める練習。

③　良い所を褒める　　　　失敗を責めず、良い所を褒め倒して、自信を持たせる。

④　ストレスのない生活 　 野菜嫌いで、肉類ばかりの茶色いお弁当だったが、
　　　　　　　　　　　　　　　　　好きな体操・好きな食べ物をテーブルに乗せることで
　　　　　　　　　　　　　　　　　ストレスの無い環境にしたとのこと。

⑤　子供との会話　　　　　どんなに忙しくても、子供が声をかけてきたら必ず話をする。
　　　　　　　　　　　　　　　　 「忙しいから後でね」とは一度も言わなかった。

⑥　おやつも手作り　　　　 共働きで多忙、家族そろって食事を獲る時間がなかなか持てないけど、
　　　　　　　　　　　　　　　　　料理は必ず手料理にしていた。

スポンサーリンク





これらを踏まえると、右脳トレーニング　・　子供の生活環境　・　ひと手間をおしまないなど、
子供への深い無償の愛が伝わってきますね。

周子さんは「子供たちにとって正しい接し方もしてきたし、良くない接し方もしてきたかもしれない、
でもそれで今がある」と言っています。

子育てなんて、マニュアル通りの100％正解は無いと思います。
親だって失敗するときもありますよね。

子供はそれを経験として吸収し、糧とするでしょう。

「子育てに間違いはない。子供を愛してあげればいいんです」と周子さんは言っています。


そして内村家の信条として。。。

「自分がされて嬉しいことを　子供にしてあげよう」
「五輪より、元気でいてくれるあなたが居ればいい」

普段つい気づかずに過ごしてしまいがちですが、子供が元気でいてくれるだけで親孝行ですね。
反抗期で大変、自分の時間が持てないなど、不満はいっぱい出てきます。

五体満足を幸せと感じ、感謝できると、毎日が変わってくるかもしれませんね。

このように、周子さんの深い愛情から生まれた金メダリスト内村航平。

「できちゃった婚」の時には、周子さんはかなり堪えたようです。
これだけ愛情を持って育てたのだから衝撃は大きかったでしょう。

「早すぎる」と猛反対したようですが、夫・和久さんに説得されて、しぶしぶ納得。
これも母としての宿命ですね。。。

反抗期には「試合に来るな」と言われ、「子離れしなければ」と悩んだりしたようですが、
今は良い関係に修復されたようです。

内村航平は結婚して、更にパワーアップしていますが、
今後の活躍に、周子さんの陰ながらの支えも大きくかかわってくるでしょう。

---

スポンサーリンク